石田 晴久(著)「インターネット自由自在」 (岩波新書 1998/03)
インターネットのつながる原理や使いこなしについて、一般向けに解説した書です。
著者はコンピュータの専門家だけあって、他の入門書とは一味違った、理論的にしっかりした内容になっています。
出版は10年前ですが、プロトコルやTCP/IP、ドメインの仕組みなどについてわかりやすく解説されており、ネットワークの基礎理論を知るためにも適した書です。
インターネットの使いこなしについては、家庭と職場における基本的な活用法が紹介されています。
将来については、日本のインターネット利用者数を1000万から2000万と予想していますが、これは控えめすぎたようです。著者の予想を超えて、インターネットは急激に拡大、普及し、利用者は8000万人を超えました。
ウイルス対策など安全性に関する記述もありますが、総じてインターネットの可能性について肯定的で、その未来に期待を掛ける内容になっています。

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