季刊雑誌の「考える人」に、9年間にわたり連載した文章をまとめた三部作の第一作目。
内容は、紀行や虫の話から、日本社会と個人に関する氏の思想の根幹に及び、エッセイよりも深みがある。
氏の基本的な態度である、世間の常識を問い直すことから、真の言論が始まることを教えてくれる。
「個人心理など存在しない」
「他人への理解が遅れると、人生が遅れる。私の場合、六十五歳で本が売れたのは、遅きに失した。なぜ人生が遅れたかというなら、他人を理解することが遅れたからである。」(「個人主義とはなんだ」より)
なるほど。
本書は電子ブック版を購入。Kindleではなく、SONY 電子書籍リーダーで読んでます(WiFi+3Gモデル)。
